キム・テヒョン監督による俳優のための実践的ワークショップ


2018年12月8日(土)、9日(日)の2日間、キム・テヒョン監督による俳優のための実践的ワークショップを行います。
 
テヒョン監督との出会いは、2017年の終わり。
 
最新作である「棘の向き」のクラウドファンディングが行われているのを知ったのがきっかけでした。
 
どんな作品を作られるのか、興味だけで支援(クラウドファンディング)してみました。
 
支援して、実際に出来上がった作品が送られてきたのが、2018年の3月末。

見て、興奮しました。こういう映画が見たかった。

ストーリーじゃありません。
 
僕の興味は、人間が人間として描かれていること、本当の人間のやり取りがそこにあること。描かれている人間がストーリーの奴隷になっていないこと。

そんな奇跡のような映画に出会うと、どうやって「その瞬間」を撮ったんだろう、どうやって「その瞬間」を作り出したんだろうと興味を持ちます。

なんとかして監督と知り合って、ぜひ「その瞬間」をどう作り出すのかを聞き出したい、できれば生でその過程を見せてもらいたいと思います。

ワークショップとは僕にとってはそういう場所で、僕が自分の動機を失わずに14年もこれを続けている理由です。

一方、俳優にとって、ワークショップとは「その瞬間」をより「魅力的」に作り出せることを監督にアピールする場であり、存在を知られていない多くの俳優にとっては、監督に存在を見せつける自己紹介の場でもあります。また、演技経験の不足している俳優や、現場経験の不足している俳優にとっては、名監督の元で挑戦したり失敗することによって、いま自分に何が足りないのかを学ぶことのできる貴重な機会であることは間違いありません。
 
ちなみに、10数年そのような思いで監督のワークショップをやっていて気付いたのが、時間のタイトな現場で「その瞬間」を作り出すのはとても至難の業だと言うことです。もちろん、うちでワークショップをお願いしている監督たちはあらゆる方法を使ってそれを達成しているのですが、とは言うものの、「その瞬間」を作り出す能力やテクニックがそもそも俳優に最初っから備わっていればその労力は減るわけで、さらに言うと、凄い映画がたくさん生まれるわけで、そういう意味で、俳優が現場に呼ばれる前に「その瞬間」を生み出せるような人間であり俳優であるべく修行をしておくのは大事で、その訓練方法として、僕が最も素晴らしいと思ったのがボビー中西さんが教えるマイズナーテクニックであり、2016年からはそれを教えてもらう講座を毎週水曜日にやったりしているのも、上のような「その瞬間」を作り出すことのできる俳優を沢山世に出したいという、僕の問題意識の延長線上にあることです。

話をテヒョン監督に戻します。

テヒョン監督「その瞬間」を撮れる証拠を皆さんに見せることはできません。「棘の向き」を皆さんに見てもらう方法がないからです。
 
できたら、上映会みたいなものができたらいいなとは思うけど、無理かもしれない。
 
でも、信じてもらうなら、テヒョン監督にはそれができる。しかも、かなりのレベルでステキな作品を撮る。

そして、ついに来年、長編を撮る予定だそうです。

僕が俳優ならこの映画に参加したいと思います。

自分を生かしてくれる作品と必ずなるだろうからです。
 
テヒョン監督に連絡を取り、是非ワークショップをやってくださいとお願いしました。

もっともっとあなたの作品を素晴らしくできる俳優たちに出会えるかもしれないと。

しかし、テヒョン監督はワークショップはやったことがないし、いまのキャリアでひとが来るとは思えないと消極的でした。

が、僕はうちのワークショップに来る俳優たちなら、監督の想像力をかきたて、映画をより深くさせてくれる素材が沢山いることを知っています。

騙されたと思って、2日でいいので、ワークショップをぜひやってほしいです。

あのワークショップがあったから、こんな凄い作品を作れました。そう言ってもらえるような結果になることを保証します。

そう言って口説き落としました。

ということなので、テヒョン監督の初めての長編映画を飾ることのできる俳優に「ぜひとも」参加してもらいたいです。

(アクターズ・ヴィジョン代表:松枝佳紀)

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◎ 講師プロフィール

キム・テヒョン(Kim Tehyon)

1983年生まれ 韓国出身
韓国で高校卒業後、来日。
東放映画専門学校(09年卒)や多摩美術大学の情報デザイン学科メディア芸術コース(13年卒)を経て映像・映画を学ぶ。
大学卒業後は映像制作会社に入社し、CMなどを制作する映像ディレクターとして活動中。

<これまで製作した映画>

2013 短編映画「僕のバニーガール」38分
ネットからはじまる恋愛への妄想から「想うこと」を通して本来の「愛」に迫る、恋愛の様子を描いた作品。

2014「第12回中之島映画祭」入選
2014「北九州デジタルクリエーターコンテスト2014」審査員賞受賞
2014「福岡インディペンデント映画祭」入選
2014「第9回札幌国際短編映画祭」上映

2015  短編映画「つなぎ」 28分
主人公が亡くなった旦那への強い思いが「パラレルワールド」を引き寄せ、多次元の旦那に会いにいくスリラー映画。

2015「第6回O!!iDO短編映画際」最優秀作品賞
2016「第12回山形国際映画祭」入賞(日本三大映画祭)
2016「福岡インディペンデント映画祭」入選
2016「うえだ城下町映画祭 第14回自主制作映画コンテスト」審査員賞 古厩智之監督賞
2016「第1回裏神保町映画祭」グランプリ
2016「はままつ映画祭2016」入選
2016「第3回南房総さざなみ映画祭」入選

2018  短編映画「棘の向き」 20分

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◎ ワークショップ概要

【日程】
2018年12月8日(土)、9日(日)の2日間

【クラス】
昼クラス 13:00-16:00
夜クラス 18:00-21:00

【場所】都内

【参加条件】
・キム・テヒョン監督作品に出演を希望する者。
・書類選考いたします。

【参加費用】16,200円(税込み)

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◎エントリー方法

【1】まずはメールにてエントリーして下さい。
 「キム・テヒョン監督による俳優のための実践的ワークショップ」
 参加希望の方は、メール本文に
(1)お名前(本名でも芸名でも構いません)
(2)ふりがな(お名前の読み方を平仮名でお書きください)
(3)性別
(4)生年月日(表記は1982/7/14のように年月日を/で区切り、西暦でお願いします)
(5)連絡先電話番号(すぐにつながる携帯番号をお願いします)
(6)所属事務所名、担当者名、担当者連絡先電話番号(無所属の場合は無所属と記してください)
(7)参加希望クラス((1)昼クラス、(2)夜クラス、(3)どちらでもかまわない)
 をお書きのうえ、
 本人と分かる最近1年以内撮影の「写真」をjpgファイルで1枚添付し
 メールのタイトルを「テヒョンWS」として、ワークショップ事務局
  actorsvisionjapan@gmail.com
 までメールをお送りください。

【2】書類選考による合格者に入金の案内をいたします。(書類審査・入金案内)

【3】入金をしていただいた方から、正式エントリーとさせていただき、集合場所やテキストについての案内を送らせていただきます。(参加決定)

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◎ お問合せ


アクターズ・ヴィジョン
E-mail actorsvisionjapan@gmail.com