伊藤俊也監督による俳優のための実践的ワークショップ


2018年12月5日(水)、12日(水)、19日(水)の毎週水曜日の3日間、伊藤俊也監督による俳優のための実践的ワークショップを行います。

(伊藤俊也監督をインタビューさせていただきました。俳優にとって素晴らしい言葉が並んでいます。ぜひご一読ください。→「伊藤俊也監督インタビュー」
 
伊藤俊也監督と言えば、梶芽衣子さん主演の「女囚さそり」シリーズや、1980年に発生した宝塚市学童誘拐事件を描いたドキュメンタリーを原作としたショーケンこと萩原健一さん主演の「誘拐報道」(本作はモントリオール世界映画祭で審査員賞を受賞した)、小柳ルミ子さんを日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝かせた「白蛇抄」、日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞を受賞した「花いちもんめ」、極東国際軍事裁判(通称、東京裁判)を歴史的視点から客観的に描いた「プライド・運命の瞬間」、1968年に起きた戦後最大の未解決事件である三億円事件の驚くべき真相を描いた永瀬隼介さん原作の小説の映画化「ロストクライム -閃光-」、世界的舞踊家である田中泯さんの身体表現だけで撮り上げた映画「始まりも終わりもない」など、人間を見つめるリアリスティックな視点と歴史を客観的に見つめるジャーナリスティックな視点を根底に持ちながら、一瞬も飽きさせないエンターテイメントを作り続けている偉大なる監督です。2018年の今年、御年81歳。常に挑戦的な新しい発想で映画を作り続てけておられます。
 
その伊藤俊也監督が、ご自身の盟友であり映画界の巨匠でもある撮影の鈴木達夫さん、美術の今村力さんとともに、来年、新作を撮られます。タイトルは未定ですが、第二次世界大戦終了後の日本において、現行の日本国憲法が成立するまでの政治家、軍人、庶民、その家族たち、当時の日本人の葛藤を描いた壮大な歴史大作となる予定です。憲法改正が国会の俎上にのる現在、護憲派、改憲派に限らず、現行の日本国憲法がどのようにして成立したのか、どのような抵抗があり、どのような反対意見があり、それをどのように潜り抜け成立させたのか、それを客観的に知ることは必要ですし、またそれを実感を伴う作品にすることほど、日本人にとって必要なことはないでしょう。そして、その映画の監督として、名匠、伊藤俊也監督こそは適任だと思うのです。この映画は、昭和天皇の玉音放送を阻止しようとする抵抗勢力との戦いを描いた岡本喜八監督の名作「日本のいちばん長い日」に匹敵する作品となるでしょう。

今回のワークショップでは、この、60年前にこの日本で繰り広げられた新生日本誕生、新憲法成立の戦いを演じ切ることのできる俳優を見つけ出したいというのが、伊藤俊也監督のご意向です。伊藤監督と共に戦う気概のある俳優陣には、ぜひとも参加していただきたいと思います。

(アクターズ・ヴィジョン代表:松枝佳紀)

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◎ 講師プロフィール

伊藤俊也(Itou Shunya)
伊藤俊也監督
1937年2月17日、福井市生まれ。東京大学卒業後、東映入社。72年「女囚701号・さそり」で監督デビュー。「誘拐報道」「花いちもんめ」で高い評価を獲得し、91年フリーに。98年に「プライド・運命の瞬間」を撮る。2003年に紫綬褒章受章。2010年に「ロストクライム -閃光-」、2013年に「始まりも終わりもない」が公開。

<<主たる伊藤俊也監督作品>>
1970 やくざ刑事 マリファナ密売組織
1972 女囚701号 さそり
1972 女囚さそり 第41雑居房
1973 女囚さそり けもの部屋
1977 犬神の悪霊
1982 誘拐報道(1982年モントリオール世界映画祭審査員賞)
1983 白蛇抄
1985 花いちもんめ。(第9回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞)
1988 花園の迷宮
1989 風の又三郎 ガラスのマント
1995 ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス
1998 プライド・運命の瞬間
2006 映画監督って何だ!
2010 ロストクライム -閃光-
2013 始まりも終わりもない

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◎ ワークショップ概要

【日程】
2018年12月5日(水)、12日(水)、19日(水)以上3日間

【クラス】
昼クラス 13:30-16:30
夜クラス 18:00-21:00

【場所】都内

【参加条件】
・伊藤俊也監督作品に出演を希望する者。
・書類選考いたします。

【参加費用】32,400円(税込み)

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◎エントリー方法

【1】まずはメールにてエントリーして下さい。
 「伊藤俊也監督による俳優のための実践的ワークショップ」
 参加希望の方は、メール本文に
(1)お名前(本名でも芸名でも構いません)
(2)ふりがな(お名前の読み方を平仮名でお書きください)
(3)性別
(4)生年月日(表記は1982/7/14のように年月日を/で区切り、西暦でお願いします)
(5)連絡先電話番号(すぐにつながる携帯番号をお願いします)
(6)所属事務所名、担当者名、担当者連絡先電話番号(無所属の場合は無所属と記してください)
(7)参加希望クラス((1)昼クラス、(2)夜クラス、(3)どちらでもかまわない)
 をお書きのうえ、
 本人と分かる最近1年以内撮影の「写真」をjpgファイルで1枚添付し
 メールのタイトルを「伊藤WS」として、ワークショップ事務局
  actorsvisionjapan@gmail.com
 までメールをお送りください。

【2】書類選考による合格者に入金の案内をいたします。(書類審査・入金案内)

【3】入金をしていただいた方から、正式エントリーとさせていただき、集合場所やテキストについての案内を送らせていただきます。(参加決定)

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◎ お問合せ

アクターズ・ヴィジョン
E-mail actorsvisionjapan@gmail.com