行定勲監督による俳優のための実践的ワークショップ


2018年9月29日(土)、30日(日)の2日間、行定勲監督による俳優のための実践的ワークショップを行います。行定さんがどのような監督であるかは、もはや説明するまでもないと思いますが、そのネームバリューということだけではなくて、松枝的には、行定勲という監督は、人間が人間の手を取る瞬間の違和感と快感を繊細にとらえることのできる、つまり「人間をちゃんととらえることのできる」数少ない監督のひとりであると思っています。「人間を捉える」というのは抽象的な言い方で申し訳ないんですが、生きたままの人間を切り取っている、もちろん、それは何もしていないというのではなくて、撮影現場という非日常の場所で、あるやり方でもって、俳優の能力を引き出し、リアルでありながら強度を持った表現を、本人の資質以上のポイントで、行わせることのできる、優れた映画監督であると思っています。だから、ずっとアクターズ・ヴィジョンで講師をやってほしい、アクターズ・ヴィジョンにやってくる俳優たちと出会ってほしいとお願いしていたのですが、次々と作品を撮られている多忙な方であることもあり、なかなか日程をいただけませんでした。2015年12月23日に一日だけ頂きワークショップをやったのですが、たった一日ですが、人間を面白がり、人間を突破させる行定さんの演出の一端を垣間見ることができたうえに、神岡実希ちゃんという才能を見つけていただきナラタージュではとても重要な役でキャスティングしていただきました。が、同時に、もっともっと、行定さんに、うちにくる沢山の能力ある俳優たちにあってもらいたいという思いが強まり、今回、再度お願いし、2日の時間をいただいたという次第です。俳優、俳優を目指しているみなさん、この機会にぜひ飛び込んでください。チャンスはそうあるものじゃないです。

(アクターズ・ヴィジョン代表:松枝佳紀)

 行定勲監督に緊急インタビューをしてきました! → 行定監督インタビュー2018

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講師プロフィール
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行定 勲(Isao Yukisada)
行定勲監督
1968年生まれ、熊本県出身。2000年『ひまわり』が、第5回釜山国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し、演出力のある新鋭として期待を集め、01年の『GO』で第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ、数々の映画賞を総なめにし、一躍脚光を浴びる。04年『世界の中心で、愛をさけぶ』は興行収入85億円の大ヒットを記録し社会現象となった。以降、『北の零年』(05)、『春の雪』(05)、『クローズド・ノート』(07)、『今度は愛妻家』(10)、『パレード』(10/第60回ベルリン国際映画祭パノラマ部門・国際批評家連盟賞受賞)、『円卓』(14)、日中合同作品『真夜中の五分前』(14)、16年は『ピンクとグレー』、故郷・熊本を舞台に撮影した『うつくしいひと』、日活ロマンポルノリブート『ジムノペディに乱れる』、東京国際映画祭のプロジェクト「アジア三面鏡」の『鳩Pigeon』など、精力的に作品を製作しつづけている。17年は震災後の熊本で撮影を敢行した『うつくしいひと サバ?』と『ナラタージュ』を発表。18年は、岡崎京子原作の『リバース・エッジ』はベルリン国際映画祭で2度目の国際批評家連盟賞を受賞。また、「趣味の部屋」(13、15)、「ブエノスアイレス午前零時」(14)、「タンゴ・冬の終わりに」(15)などの舞台演出も手がけ、その功績が認められて、16年、毎日芸術賞演劇部門寄託賞の第18回千田是也賞を受賞した。

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ワークショップ概要
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【日程】
2018年9月29日(土)30日(日)の連続2日間

【クラス】
・昼クラス(14:00-17:00)
・夜クラス(18:00-21:00)
 
【定員】 各クラス30名

【締め切り】 定員となり次第締め切ります。

【場所】 都内

【参加費用】
32,400円(税込み)

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エントリー方法
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このワークショップはすでに終了しています。

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お問合せ
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アクターズ・ヴィジョン
E-mail actorsvisionjapan@gmail.com