脚本家・黒沢久子さんによる俳優のためのシナリオ読解講座


「シナリオがちゃんと読めてないで良い芝居ができるわけがない」
アクターズ・ヴィジョンの講師となる監督がたは皆そう言います。
どんな演技手法を身に着け、表現力を持とうとも、
シナリオが読めていなければ、
俳優としてのスタートラインにさえつけないのです。

しかし、
シナリオ読解能力を高めるにはどうすればいいでしょうか?
「死ぬほどシナリオを読め」
なんて言われることもあるかもしれません。
それは本当でしょうか?
死ぬほどシナリオを読んだら本当に読解力が高まるでしょうか?
そして「死ぬほど」とはどれぐらいの数のことを言うのでしょうか?
シナリオいくつ読めばいいでしょうか?
100本?10,000本?100,000,000本?
それを読み切るのは何年先のことでしょうか?
読み切るまでに現場に行ってはいけないのでしょうか?

そのような、先の見えない、原始的な物量作戦をすることなく、
確実に短期間でシナリオ読解の力を高める方法があります。

それはシナリオの一字一句まで「なぜそう書いたのか」を把握している人、
すなわちそのシナリオを書いた脚本家、シナリオライターに、
そのシナリオに込めた「意図」を聞くことです。
答えを聞いちゃっていいの?
それってズルじゃないの?

と思うかもしれないですけど、
子供の時に、算数や数学で、
「解き方」や「公式」を教えられずに、僕らは自力で問題を解いていたでしょうか?
まず「解き方」を教わって、方法を知って、それから何度も演習をし、
その繰り返しの中で、最初に教わった「解き方」を身に着けたのではないでしょうか。
そうだとすると、シナリオ読解も同じはずです。
まずシナリオライターさん
しかも、一流の映画やドラマを描いているシナリオライターさんに
「答え」を聞いちゃいましょう。
そのうえで、いろいろなシナリオに当たり、読解力を磨いていく。

この方法は、無暗にシナリオを読みまくるよりも、
結果として「確実に短期間でシナリオ読解の力を高める」最善の方法のはずです。
 
ということで始めたアクターズ・ヴィジョン主催「俳優のための実践的シナリオ読解講座」
第二弾は、「百万円と苦虫女」(脚本協力)、「四十九日のレシピ」、「お父さんと伊藤さん」など、タナダユキ監督作品に欠かせない脚本家であり、昨年のフジテレビ月9ドラマ「民衆の敵」や、Amazonプライムビデオ「東京女子図鑑」シリーズなどの脚本も手掛けている黒沢久子さんに講師をお願いしました。
 
2018年3月9日から3月30日までの毎週金曜日の4回。
根本的にシナリオ読解能力をあげるための4日間。
俳優のみなさんの参加をぜひお勧めします。

(アクターズ・ヴィジョン代表:松枝佳紀)

第一回講座を請け負ってくれたシナリオ作家協会会長の加藤正人さんからも推薦の言葉をいただきました!!!
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表現者には盛りというものがある。最も充実する時期である。脚本家がこの充実期に入ると、筆に力が漲り、時代と拮抗して強靱な作品を発表し続けることになる。
 黒沢久子さんは、脚本家としての充実期にある。
 フジテレビの月9ドラマ「民衆の敵」を書いて一躍売れっ子ッ脚本家となったように思う人もいるかも知れないが、キャリアは長く、以前からいい仕事を積み重ねてきた。現在の活躍は、そういった確固たる土台の上に咲いた大輪の花である。
 黒沢さんは名脚本家荒井晴彦氏の助手としてシナリオの研鑽を積んだ。
 映画脚本家としてスタートしたが、テレビドラマ、ウェブドラマなど幅広い分野で活躍してきた。ジャンルの多さは驚嘆に値する。文学作品からサスペンス、ウルトラマンから怪獣モノなど、あらゆるタッチの脚本を掻き切る筆力を持っている。
 昨年、黒沢さんとシナリオシンポジウムで訪中した。中国で映像表現を学ぶ大学生と交流したが、ウェブドラマ「東京女子図鑑」の熱狂的ファンばかりだった。畢竟、脚本を書いた黒沢さんは中国の学生に熱烈歓迎された。
 2010年のベルリン国際映画祭のコンペで、主演の寺島しのぶさんが、銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞した「キャタピラー」も黒沢さんの脚本であり、海外でも評価される作品を書いている。
 脚本を読む力なくして、正しい演技は成立しない。脚本がどのような意図で書かれてあるかということを脚本家に解説してもらうのは、脚本の読解力を得るためのもっとも有効的な方法である。
 これから重要な作品を発表し続けるであろう黒沢久子さんの脚本術を学ぶことは、俳優にとって、時代の最前線で演じるための大きな力になるに違いない。(加藤正人)

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講師プロフィール
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黒沢久子(くろさわ ひさこ)
福島県福島市出身。シナリオ作家協会シナリオ講座受講後、荒井晴彦に師事。

主な脚本作品
<映画>
・お父さんと伊藤さん(2016 タナダユキ監督)
・花芯(2016 安藤尋監督)
・海のふた(2015 豊島圭介監督)
・四十九日のレシピ(2013 タナダユキ監督)
・きいろいゾウ(2013 廣木隆一監督)
・海燕ホテル・ブルー (2011 若松孝二監督)  
・キャタピラー (2010 若松孝二監督)
・誘拐ラプソディー (2009 榊英雄監督)  
・私は猫ストーカー (2009 鈴木卓爾監督)
・素敵な夜、ボクにください(2007 中原俊監督) 他
 
<テレビドラマ>
・民衆の敵(2017 フジテレビジョン)
・荒地の恋(2016 WOWOW)
・怪奇大作戦/第三話 闇に蠢く美少女(2013タナダユキ演出)
・蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ/CHAPTER 4 都民・鈴子 ─百万円と苦虫女 序章─ (2008タナダユキ演出)  他    
 
<ネットドラマ>
・東京女子図鑑(2016 Amazon タナダユキ監督)他

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ワークショップ概要
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【日程】
 2018年3月9日、16日、23日、30日、毎週金曜日、計4日間
 
【クラス】
 ・昼クラス(13:00-16:00)
 ・夜クラス(18:00-21:00)
  
【場所】 都内

【応募条件】 性別年齢経験事務所への所属無所属は問いません。

【参加費用】 21,600円(税込み)

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エントリー方法
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【1】まずはメールにてエントリーして下さい。
 「脚本家・黒沢久子さんによる俳優のためのシナリオ読解講座」
 参加希望の方は、メール本文に
(1)お名前(本名でも芸名でも構いません)
(2)ふりがな(お名前の読み方を平仮名でお書きください)
(3)性別
(4)生年月日(表記は1982/7/14のように年月日を/で区切り、西暦でお願いします)
(5)連絡先電話番号(すぐにつながる携帯番号をお願いします)
(6)所属事務所名、担当者名、担当者連絡先電話番号(無所属の場合は「無所属」とお書きください)
(7)シナリオ読解講座受講理由
(8)参加希望クラス(昼クラス、夜クラス、いずれでも構わない)
 をお書きのうえ、
 本人と分かる最近撮影の「写真」をjpgファイルで1枚添付し
 メールのタイトルを「シナリオ3月」として、ワークショップ事務局
  actorsvisionjapan@gmail.com
 までメールをお送りください。

【2】書類選考による合格者に入金の案内をいたします。(書類審査・入金案内)

【3】入金をしていただいた方から、正式エントリーとさせていただきます。(参加決定)

【4】参加決定者には、決まり次第、会場やテキスト、事前提出物など連絡させていただきま。

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問い合わせ
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アクターズ・ヴィジョン
E-mail actorsvisionjapan@gmail.com