俳優を目指す人たちのために俳優教育者がすべきこと


俳優教育者会議は、これからの日本の俳優教育の在り方を考えていこうという集まりです。
 
第一回は日テレのドラマ「先に生まれただけの僕」の演出家である水田伸生さんと俳優教育者のボビー中西さんの座談会をお送りしました。
 
現場を熟知しておられる水田さんから、演技の力、俳優の力がいかに大事かという話を聞くと勇気をもらえます。俳優を育てることの大事さをお話しいただきました。
 
で、今日は第二回の座談会を披露します。
 
集まったのは
映画監督でありプロデューサーの谷内田彰久(やちだ・あきひさ)さん、
老舗の演技学校であるアクターズクリニック代表の梶原涼晴(かじわら・りょうせい)さん、
アクターズ・スタジオの生涯会員でもあるBNAWボビー中西(ぼびーなかにし)さん
そして司会はアクターズ・ヴィジョン代表の松枝佳紀(まつがえ・よしのり)です。

谷内田さん梶原さんボビーさん松枝
写真左から谷内田さん、梶原さん、ボビーさん、松枝です。
 
実はこのメンバーは俳優教育者会議なる集まりを始めた最初のメンバーで、監督の谷内田さんは声をかけた発起人です。
 
また谷内田さん梶原さんボビーさんの三人はもともと俳優を目指した人でもあり、俳優の道につまづいたときに、谷内田さんは監督になり、梶原さんボビーさんはNYに俳優修業に渡りました。
 
俳優であった三人だからこそ見える俳優教育の問題と課題。
 
必然的に話題は、それぞれがどうやって俳優教育を考えるようになったのかという話から、俳優を目指す人たちに我々、俳優教育者はなにができるかという話題に発展していきました。

1. 谷内田さんが感じた俳優教育の必要性

2. 現場におけるアクティング・コーチの有効性

3. 梶原さんがアクターズクリニックを引き継いだわけ

4. アクターズ・ヴィジョンでやり始めたボビーさんのクラス

5. 教育で本当に誰でも変わりうるのか

6. ボビーさんと梶原さんのニューヨークでの俳優修業

7. 俳優を目指す人たちのために俳優教育者がすべきこと

——
谷内田彰久(Yachida Akihisa)
映画監督、演出家、プロデューサー
2016年10月MBS.TBS放送「拝啓、民泊様。」の原作および監督
2017年5月公開「ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど。」で初長編監督
2017年11月公開「爪先の宇宙」監督

梶原涼晴(Kajiwara Ryousei)
アクターズクリニック代表、俳優、演出家
10年間に亘り広告代理店で営業経験を積んだ後、単身渡米。
ステラアドラースタジオにて2年間にわたり演技を学ぶ。
日本に戻り塩屋俊主宰のアクターズクリニックの講師となり
塩屋俊の死後、アクターズクリニック代表となる。

ボビー中西(Bobby Nakanishi)
俳優、俳優教育者、演出家、BNAW主宰
コント赤信号のもとで俳優を始めるが1990年渡米
フィル・ガシーのもとでマイズナー・テクニックを学び
後に、サンフォード・マイズナー本人のもとで本格的にマイズナー・テクニックを学ぶ
アクターズ・スタジオのオーディションに合格し正式なメンバーとなる。
2011年に日本に拠点を移し、俳優教育の場BNAWを主宰している。

松枝佳紀(Matsugae Yoshinori)
脚本家、演出家、アクターズ・ヴィジョン代表
京都大学経済学部を卒業後、1995年、日本銀行に入行。
映画や演劇に対する夢覚めやらず2000年に退職
現在、シナリオライター、企画者、制作者として映画を作りながら
俳優のためのワークショップ「アクターズ・ヴィジョン」を運営している。