国家・・・それは男たちの血で書かれた正義と欲望の物語。

腐敗した時代、朝鮮人の血を引く皇子がまさかの天皇となる。
その異端の新天皇は皇位につくなり恐るべき改革を提案した。
「腐敗した都を捨て、新しき都を」
改革を断行する危険な天皇の登場に旧勢力は全力で戦いを挑む。
だが改革の天皇は少しも恐れなかった。
志高き若者が彼の強い味方となったから。
その若者の名は最澄、この世界で最も澄んだ男。
新しい国家にふさわしい「新しい精神」を生み出そうとしていた。
「国家」とはなにか。「国家」とはいかにあるべきか。
男たちの正義と欲望がぶつかりあい無数の血が流れる。
これは、かつてあり、そして今もここにある「国家」を巡る男たちの戦いの物語である