「日本の問題」では、小劇場劇団8団体、学生劇団6団体、全14団体それぞれが「日本の問題」と思うことを演劇化します。そもそもこんな企画を思いついたのは、twitterとかやっていて、ひところよりも、だいぶ政治的なことを日本人が普通に語り始めているなと思ったことがきっかけとしてあります。ちょっと前は、政治的に頑固な人しかそういうことは言わなかった気がします。国が国なら国民も国民で、経済偏重というか、政治について語るのは野暮というような雰囲気があったと思っていて、でもそれが随分と変わってきている。で、じゃあ、ここで政治経済っぽいことをテーマに演劇祭でもしてみようと思ってこういう企画を立ち上げました。その後、震災があって、こんな企画をやってもどうだろうとちょっとは迷ったのですが、今になってみると震災を契機に、政治の季節って言うんですか?は進行している感じがしていて、やはりこの企画はやってよかったなと思っています。で、僕が見てもらいたいなと思うのは、こんなにも意見が多様にあるってことです。「日本の問題」ってことで演劇を作るとしても、こんなにも多様な見方がある、こんなにも多様な表現がある、こんなことをやっちゃうんだってことに驚いてもらえればと思っています。劇団の主宰の年齢でいえば19歳から50歳までいます。そういう多様性も含め、こんなにも沢山の「想像力」がいまの日本にあるって素敵だなと思える企画になればいいなと思っています。 (「日本の問題」企画者 松枝佳紀(アロッタファジャイナ))
参加団体・班分け・演目(A班、B班がございます。公演スケジュールが異なりますのでご注意ください。)